“おおもとのエネルギー”と繋がって生きる

「本来の自分」と、私がいう時、スピリットとか、大いなるものとか言われるものを外すことは出来ません。

私にとって、「本来の自分に戻る過程」とは、それと再び繋がる過程でもあったからです。

けれど、スピリチュアルと言われるものには様々なものが含まれますし、胡散臭いと思う方がいらっしゃるのも不思議ではありません。

「はるのいざない」の住所を長い間ふせてきたのも、怪しい場所と思われたくないという思いが強かった気がします。

まだ、その恐れはありますが、このブログで、外すことの出来ない「ボディ・マインド・スピリットの調和」について書き始めようとしていたとき、ネドじゅんさんのことを知りました。

ネドじゅんさん、ご存知ですか?

彼女の著書『左脳さん、右脳さん。』の帯には、

“ある日突然、思考が消えて完全マインドフルネス状態に。”と、書かれています。

彼女は2016年からずっと思考の消えた状態で生きていると言うのです!

私も、長い間、思考にとらわれ苦しんできましたから、それがどんなに素敵なことか想像が出来ます。

けれど、ネドさんは、

オカンにできたんです。
あなたにもできますよ!
かんたんとは
言いませんけれど。

P.16

と、ともかく軽やかでノリが良いんです。

この本のように、

おおもとのエネルギーである「大本さん」。
その指先である意識の焦点さん。
意識の焦点をつかまえ、“思考をくり返させ、あなたを感情的に揺さぶる左脳さん。”(P.60)
そして、私たちをおおもとのエネルギーと繋いでくれる右脳さん。

という言葉で語られると、思考にとらわれ、おおもとのエネルギー(私もスピリット以外の名前を付けたいのですが、まだ浮かびません)とはぐれてしまうのは、特別なことではなく誰にでも起こり得ることだとわかります。

ネドじゅんさんは、20代のとき心身症で激しいパニック発作に襲われるようになり、ボディーワーク系のセラピストの所に通い良くなったそうですが、上記の本には、ボディ・体という要素もしっかり含まれています。

生きづらさを感じている方は、ぜひ、彼女の本や動画で学び実践してみて下さい。

私も、更に学ばせてもらいながら、大本としっかり繋がった本来の自分に戻るためのアドバイスをポツリポツリと書いていきたいと思っています。

私の体験」というページの3つ目の段落「希望の光」に書きましたが、35年前、私は、一冊の本と出会えたことで、初めて、いつか強すぎる恐れを手放せるかもしれないという希望を持つことが出来ました。

すがれるものが欲しくて大学ではキリスト教学を専攻したのですが、学んで信仰を得ることは、やはり出来ませんでした。

けれど、“私たち一人一人が創造主なのだ”と書かれていたその本に猛烈に惹かれたのです。

一人一人、この生で体験したいことも、学びたいことも違うのですから、何が正しくて何が間違っているなんて無いのでしょう。

ただ、私は、今生において、自分とはかけ離れた存在である神に救ってもらうため、その声を聞くことの出来る特殊な人々や組織にひたすら従うのでは無く、誰もが皆、多いなるものと繋がった存在なのだということを思い出したかったようです。

けれど、私も含めて、今までのスピリチュアルは、まだまだ重くて古い流れを引きずっていたのだと、ネドじゅんさんの動画や本と出会えて気づきました。

私自身、スピリチュアルは精神的に弱い人の逃げ場という自虐的な思いを持っていたようにも思います。

けれど、トラウマ体験等によって、元々は繋がっていたおおもとのエネルギーと大きく逸れてしまうと、さすがにおかしいと感じるのです。

私には、幼児期のトラウマ体験さえ、それと意識的に繋がりなおすために計画されたことのように思えます。

そして、左脳さんに羽交い締めにされもがいていた時も、何かしらが見守り、必要な時は導いてくれていたと気づけたとき、人生への信頼が生まれました。

今回はネドさんの「おおもとのエネルギー」という言葉を多く使わせてもらいましたが、私も「スピリット」以外の言葉を見つけたいと思っています。